LactoScope FTIR は ISO9622/IDF141 と AOAC に準拠した乳・乳製品の脂肪、タンパク質、乳糖、全固形の測定法です。
最新のFTIR光学系、使いやすく最新鋭の近赤外成分分析装置です。最新鋭の光学系とシンプルで使いやすいソフトウェアを備えた最先端の赤外分析装置です。LactoScope FTIRはクリーム、ヨーグルト、ホエイなど他の製品にも使用でき価値と汎用性を高めます。
LactoScope FT-A – 乳・乳飲料その他乳製品対応 FTIR 成分分析装置
LactoScope FT-A は生乳・牛乳をはじめ乳飲料、クリーム、ホエイ、濃縮乳、アイスクリームミックスなどの高粘度のサンプルを含み最も幅広くお使いいただけるモデルです。
近年の改良によってポンプ性能が向上し、55 % 脂肪のクリームをはじめとする高粘度サンプルも簡単に測定することが可能になりました。標準的な測定精度は 1 % CV を下回り、測定時間もおよそ 30 秒、メンテナンスのコストも軽減されている上に、電源を入れてから安定までの時間も短い乳量工場には理想的なモデルです。
3C™ ソリューション
3C™ ソリューションは毎月の校正時に併用することで校正サンプル数が限られている場合でも効率的に標準化が行えます。
Operators simply analyze the 3C™ ソリューションを測定するとラクトスコープのソフトウェアが自動的に調整値を計算します。計算された値に対し “accept” ボタンを押すとすべてのプロタクト・チャンネルに対して調整値が適用されます。3C™ ソリューションのご使用により再校正用のサンプルの準備にかかる手間とコストの軽減を期待できます。
標準測定項目 | 乳脂肪、タンパク質、乳糖、全固形、無脂固形 |
オプション測定項目 | 加水、乳タンパク質、カゼイン、NPN/計算値としての尿素、遊離脂肪酸、pH、クエン酸、比重、その他糖類 |
測定スピード | 80 - 120 サンプル/時間 |
原液での測定が可能な範囲 | Fat 0% ~ 55%、Protein 0% ~ 25%、 Carbohydrates 0% ~ 25%、Total solids 0% ~ 60% |
標準繰返し精度(CV*) | ≤ 0.25 % |
一般的な測定精度(CV*) | ≤ 1 % (牛バルク乳) |
サンプル量 | Typical 10 ml |
サンプル温度 | 2℃ ~ +50℃ (36°F to +122°F) |
サイズ(D × W × H) | 17.72" × 33.46" × 19.70" (45 cm × 230 cm × 50 cm) |
重量 | 190 lb (86kg) |
電源 | 110 V~240V、 50/60 Hz、 650 VA incl. PC |
準拠 | CE, EMC directive 89/336/EC, Low-voltage directive 73/23/EC, IDF 141/ ISO9266/ Uses AOAC approved methodology/ システムの製造元はISO 9001取得しています。 |
*CV:標準偏差/サンプルの測定値×100。測定法としてRose-Gottlieb法(脂肪)、ケルダール法(タンパク質)、HPLC(乳糖)、オーブン法(固形)がそれぞれ用いられた。
DA 7440™ オンライン NIR センサーの汎用性は幅広いレンジのアプリケーション開発を可能にしました。
スナック菓子
水分、脂肪、香料などをスナック菓子の製造工程で測定し、フライを最適化し、パッケージされる前に品質をモニターしたりできます。
食品
ポテト、クッキー、クラッカー、パスタなど食品に幅広く活用できます。水分、脂肪、温度などについて測定可能で、フライや乾燥、凍結の工程のプロセス管理に活用されています。
タバコ
葉タバコまたは加工されたタバコについて水分、ニコチン、糖などをリアルタイムで測定できます。水分を安定化させることで製造品目が変わった場合でも調整の必要が少なくなります。
木材パネル&合板
木材ベースの製品の製造においてレジンロード、水分などについて迅速で精度の高い測定が行えます。
■サポートパッケージ
DA 7440 は使いやすくメンテナンスはほとんど必要ありませんが、年1回の定期メンテナンスと検量線の精度確認、ソフトウェア更新をお勧めしています。機器のパフォーマンスを保ち、快適にご使用いただくために必要な作業をまとめたサポートパッケージを提供いたします。
サポートパッケージは機器のパフォーマンスを保ち、快適にご使用いただくために構成されています。お客様のご使用の状況によって必要な内容が異なるためカスタマイズしたプランをご提案いたします。年間契約なども可能です。担当エンジニアまでご相談ください。